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ユニバーサルデザインのまちづくり@世田谷

#ユニバーサルデザイン、#インクルーシブデザイン、#住民参加、#まちづくり


世田谷区がユニバーサルデザインのまちというのは知っているでしょうか?


今ではインクルーシブデザインという言葉の方がよく耳にするかもしれませんが、高齢者や車椅子利用者にも配慮したデザインが街中で見ることができます。


松陰神社駅前の道路

松陰神社駅前の商店街の歩道は排水溝が道路の中央に配置されています。

普通は両側にあり、水勾配等をつけなければなりません。


道幅の狭いところでは無意識に「歩きづらい」と感じるかもしれません。


ここでは、道路の端を歩く高齢者を考慮して排水設備が中央に配置されているのです。 歩道と車道が同じ設えで、歩行者にとっては歩きやすい道路と言えるでしょう。

梅ヶ丘の歩行者用道路

次に梅ヶ丘の歩道を見てみます。身体障害者が通れるように、電力会社や警察の協力を得ながら、電柱を細くしてガードレールのライン上に動かして、道路幅を 1.6m 程度確保したりしています。これらは地元住民たちと一緒につくっています。



世田谷区は住民参加のまちづくりの先駆者である


世田谷区は 住民参加のデザインをいち早く取り入れた区です。

まちづくりにワークショップを取り入れたのは、日本で太子堂が最初です。


関東大震災を機に木造密集地の危険性から住民参加型のまちづくりを始め、1980年に住民参加による修復型防災まちづくりを始めました。


太子堂のまちづくりは、再開発や土地区画整理といった事業手法ではなく、住民参加による修復型のまちづくりなのです。


(文責:西)




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